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河口湖

 友人から河口湖美術館で開かれている「金山平三展」がとても良いという話を聞き、行って見ました。

 近づいて見ると荒い筆のタッチでしかないものが、離れて見ると樹木の枝の感じになっているなど、筆のタッチがそのまま形になっています。

 細々とは描かなくても、その場の微妙な色彩や光や空気を的確に捉えているのです。

 つい説明的に絵筆が入りがちな私は、金山氏の絵を見てこのように表現したいものだと思いました。

 河口湖美術館を出ると、もうお昼だったので、そこから約1km歩いたところにある「河口湖木の花美術館」へ行き、そこのレストランで食事をしました。「木の花美術館」は池田あきこさんの「猫のダヤン」の原画がある美術館です。私の家内がお気に入りなので、ここには何回も来ています。ここのレストランは、河口湖ではお勧めだと思います。


 食事の後、河口湖の水際まで行き、正面に見える富士山を水彩で描きました。風は冷たく、そう長くも居られないと思い、ハガキサイズの水彩紙に描きました。最初はほとんど山頂が見えていなかったのですが、後から見えるようになって来ました。しかし、急に寒くなり、日が陰って冷たい風が吹いた瞬間、水彩紙の上で水彩の水が凍る状態になりました。

 そこで、もう少し描いていたい気持ちもあったのですが、筆を置きました。

 今回、行きに使ったのは、ホリデー快速富士山号です。旧国鉄の特急車両を使っており、新宿を8:14に出発し、大月からそのまま富士急に乗り入れます。この列車は「快速」なので、特急料金は不要です。

 新宿、三鷹、立川、八王子、高尾と止りますから、特別快速がわりに乗ることもできます。

 6両編成のうち2両が指定席です。私たちは三鷹から指定席で乗りました。自由席は一杯でした。


 富士急は、デザイナーの水戸岡鋭治さんによる「富士山ビュー特急」が有名です。さすがにこれは予約がいっぱいです。帰りは、河口湖駅に着くと、フジサン特急と各駅停車が止まっていました。フジサン特急は30分後くらいの出発で、各駅がすぐ出るようだったので、各駅にしました。各駅列車と言っても「TOMAS&FRIENDS」という外装も内装も機関車トーマスのキャラクターであふれている列車です。

 ゆっくり一駅ずつ停りながらのんびり走りましたが、大月駅まで結局、フジサン特急には追い越されませんでした。


 普通列車に乗ったおかげで、停る駅の様子なども見ることができました。富士急は駅表示もこのように洒落たデザインなのです。駅ごとに少しずつ違うのです。

 写真には撮りませんでしたが、駅のベンチなども面白いデザインの駅もありました。富士急はこういう楽しみ方もできるのです。