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新緑の鷹取山尾根道

 今、テレビでは低山歩きの魅力を伝える番組が増えてきました。しかし、低山歩きの魅力はせいぜい5月までです。秋、冬、そして春の新緑の頃までが低山歩きに向いている季節です。暑くなってくると、低い山は風は涼しいものの登りの時の暑さに参ってしまいます。

 新緑の美しさを味わうには天気が良い日に限ります。

 昨日は絶好の天気でした。

 中央線藤野駅からはタクシーで上沢井まで行きました。1090円です。平日のバスは朝と午後になってしまいます。中央線に大月まで直通の快速電車が走っていますが、藤野駅に着くのは10時半ごろです。その頃にはバスの便は無いのです。

 上沢井から峠へ向かってしばらく舗装道路が続きます。だいぶ上の方まで民家があるのです。道の脇にはフキが生えていました。

 道の先に青空が見えるようになり、峠が近づいてきた感じです。上沢井を出たのが10時48分です。峠についたのは11時36分。ゆっくりの山歩きですから、48分かかっています。

 峠から右へ行くと鷹取山の山頂です。左へ行く道に道標があり、進入禁止とある道がありますが、私たちはその上のピークで昼食にしました。


 樹木に覆われて鷹取山の山頂はほとんど見えません。しかし絵に描く時には、若干透視眼も使うので、このように見えます。

 小渕山の山頂は樹木に覆われています。その先、岩戸山の登りが逆コースの場合、一番の急傾斜です。しかし、ここには太いロープがあるのでそれを使えば少しは楽です。

 明るい山頂と岩戸山の標柱が見えてきました。あとひと登りです。

 岩戸山の山頂からは大室山がよく見えています。五月の風が急登で熱くなった体に爽やかに感じます。展望は、この岩戸山も良いですが、逆コースの場合、もう少し先に行くと柚子の木が植わって大きく南面に開けた場所になるので、そこで休憩でも良いです。

 一昨年に藤野から登ってきた時には、ここでスケッチをしました。12月でしたので柚子がたくさんなっていました。ここにはベンチあってゆっくりと展望を楽しむには良い場所です。石山(京塚山)の下にある「緑のラブレター」が見えています。石山の左横には峰山が見えています。奥は丹沢の山々です。

 藤野神社方面へ下る途中にこんな標識がありました。桜コース入り口とありますが、薮です。薮の中に道のようなものは見えますが、ほとんど歩かれていない様子です。地元の人が里山散策のコースを作ったのでしょう。

 だいぶ降ってきて、中央高速の音が大きくなってきました。道は、左へ藤野神社へ行く道と、神社へ寄らずに駅の方へ下る道に別れました。神社に立ち寄ってみることにしました。

 神社からの石段はこんなに急だったかと思う石段です。

 先ほどの分岐は下の方に見える鳥居のところへ直接出ます。

 鳥居の先から左へダラダラと降りて行き、ぐるっと駅の方へ向きを変えてさらに下り、中央道の下をくぐれば、もうすぐ駅です。

 15時30分頃に駅に到着しました。

 15時48分の東京行き特別快速に乗れました。

 この季節、新緑の美しさがなんと言っても魅力ですが、ふと足元を見ると可憐な花が咲いています。

 今回のメンバーにとても植物に詳しい方がいましたので名前を教えてもらいました。

 こうして記録していないと私はすぐに花の名前を忘れてしまいます。

 今回も、良い山歩きができたと満足しています。

チゴユリ

イカリソウ

コゴメウツギ

タツナミソウ