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雲取山を描く

 奥多摩周遊道路を奥多摩湖側から上がって行った最初の駐車場が月夜見第一駐車場です。ここからは、眼下に奥多摩湖の奥の方が見えており、目の前の尾根が連なる一番奥に雲取山が見えています。

 位置関係からすると、雲取山山頂は小雲取山に遮られて見えない可能性もあります。

それも確かめたくて、双眼鏡持参で出かけました。

 双眼鏡で見た感じでは、雲取山と小雲取山が重なっており、左側に雲取山山頂が少し姿を見せているように見えました。山頂に朝日があたっているぐらいの時の方がはっきりするかもしれません。

 今回は9時にこの場所へ着きましたが。次回は8時少しすぎに着くようにしたいと思います。(奥多摩周遊道路は8時にならないとゲートが開かないのです)

 以前、この場所で描いた時は、蚊がいたので、蚊取り線香を持ってきましたが、蚊はいませんでした。

 9時に描き始めて10時40分で筆を置きました。1時間40分では普通はここまで描けません。

これは、事前にここで描いた水彩画をもとに描きこんできたからです。

 しかし、現場で描き始めて、山の形も変えるぐらい描き足しています。

水彩画で描いた時の感じと今では、受ける印象も違うのです。

 もう一度、梅雨の晴れ間か、あるいは梅雨が開けてからこの場所にきて描き足そうと思います。